そばにくたま

ペロペロしてやりたいわズ。から名前が変わってPEROというバンドでベースを弾いてます☺︎お好み焼きが好きです。

Forever my Chatmonchy

 

発売してすぐに購入したのに家に持ち帰っても、正直とても聴く気持ちになれなくてビニールに包まれたジャケットを眺めていたトリビュートアルバム。3月。

こんなふわふわした気持ちは人生で味わったことがなく落ち着いたら書き留めようと思っていた7月。気づけば8月。

 

大好きなバンド、チャットモンチーが今年7月に完結。

 

7月はこのまま文章にするとめちゃくちゃに書き散らしてしまいそうな気がしてやめた。

 

 

チャットモンチーとその音楽に出会ったのは高校生の時。当時毎日バスケットボールを体育館でダムダムしていた私は苦しかった。バスケットは好きだったし、クラブの仲間たちも大好きだったけれど自分の理想とするプレイには遠く遠ざかっていて文字通り悶々としながら毎日走り回っていた。

 

好きな音楽はそこそこに。流行りの音楽を聴くくらい。

昼休憩にお弁当か購買で買ったパンか忘れてしまったけれど食べながら聴いていた校内放送の音楽。流れ込んできた音楽に突然耳を奪われた。

多分近くにいた友達に「これって誰なん?」すぐ聞いた。

 

チャットモンチーって言うんじゃね」

通学途中のTSUTAYAですでに発売されていたアルバム【耳鳴り】をレンタルして家で聴いた。そこからこれまたすぐに発売されているCDを全て購入した。

 

 

小さな憧れから初心者のギターセットを誕生日に買ってもらった。バスケットしかやってこなかった私がギターを始めたことを友達に言うのは何だか恥ずかしくて家でこっそりストラトキャスターを触っていた。教本を睨みつけながら。

 

バスケ部の友達の1人がドラムをやっていて、高3の時初めてドラムセットとアンプがあるスタジオに入ってみた。1曲もまともに弾けないけど練習していた【橙】という曲をでたらめにやってみた。面白くて仕方なかったのを覚えてる。

 

 

お小遣いを貯めて行った広島クラブクアトロでのライブ。ファンレターを書いてスタッフの方に渡した。どうしても本人たちに行き届いたか不安で当時チャットモンチーがやっていたwebラジオにメッセージを送ったらベースのあっこちゃんが「ちゃんと貰いました。私の家にありますよ」って言ってくれて飛び上がるほど歓喜した。

 

 

チャットモンチーの最初の武道館ライブはお小遣いだけでは到底東京には行けなくて、必死にお母さんに必ず返すからと懇願したけれど叶わず、ノートに武道館の文字だけ書いて不貞腐れて授業を受けていた。その後に当時仲良くなったファンの方がお土産に武道館のグッズをたくさんくれて機嫌のメーターはグーンと戻った。

 

チャットモンチーを聴き出してからは他のバンドもたくさん聴くようになっていて、頑張ってどれが何の音か必死に聴きわけて辿り着いたのがベースの音だった。実はベースはバンドにおいてめちゃくちゃカッコいいのでは?と感じていた私は大学で絶対に軽音のサークルに入ると決めていて入学する前に手にしておこう!と、卒業から入学までの期間に初心者のベースセットを買った。それから今日までずっとベースを弾いてきた。

 

大学に入って人生で初めてのバンドを組んで、初めての解散を経験して、またバンドを組んでまた解散をした。もっともっとローカルでディープなバンドの世界を肌で感じて、バンドが面白くて毎日バンドのことを考えていた。

 

その間もどんどんチャットモンチーは進んでいて、バンドを始めてからは高校生のときの気持ちとは別の気持ちでチャットモンチーを見るようになっていた。

バンドをやればやるほど憧れは増していて、何度も「すごいなぁ」と思っていた。

 

 

いつも変わらず、側に憧れとして存在していたバンドの完結を去年11月に知って、悲しかったけれど「なんて《らしい》んだろう」と真っ先に思った。

 

チャットモンチーの舞台監督を以前されていた方のインタビューにとてもなるほどなと感じた言葉があった。萩原さんという方の記事だ。

 

“ 音楽って、楽しいでしょ? でも「楽しい」を仕事にすると、自分の人生観を忘れるんですよ。「何歳までになにをしよう」とか、そういうことを忘れちゃうくらい楽しくて、気づくと時間が過ぎてる。それはまずいと。人間は老いるし、できなくなることもあるから、それに対して悔いなく生きるために考えなきゃいけないときもある。”

https://www.cinra.net/interview/201805-hagiwarakatsuhiko/amp

 

 

完結の理由が何とかキッカケがどうとかは分からないけれど、音楽だったりバンドだったりは生きることの中の一つでそれが全てではないってこと。なんで変わってしまったり終わってしまうことがあるのか。それはずっと感じていたけれど、そういうこと。

言葉にしようとすると難しかったことを代弁してもらえたようだった。人がやっていることだから、人だからだとすっと思えた記事だった。

 

 

バンドを通して感じることは日々あって、それは何事にも代え難いほどキラキラしていたり、涙が出そうなほど苦しかったりする。その入口を教えてくれたのは大好きなチャットモンチーだった。

 

完結、お疲れ様でした。

いつか音楽の世界で出会えたら「出会えてよかったです。ありがとうございます。大好きです。」と伝えたい。

 

はっきりと言えるかどうかは謎。(笑)

 

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