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そばにくたま

ペロペロしてやりたいわズ。というバンドでベースを弾いてます☺︎お好み焼きが好きです。

職人魂

この前、久しぶりにクレープを食べた。

 

 

 

クレープを食べるのって特別な気持ちになるのは私だけだろうか。

 

クレープ屋さんに「クレープ一つくださいな。」と言ってすぐさまに出てくるものではないからかな。

 

注文して、生地を焼き(生地をあらかじめストックしているところもあるけど)、トッピング。手持ちの部分の包装紙で綺麗にくるくると巻いて完成。

それこそパフェに負けず劣らずの工程があるし、技術が必要な食べ物。

 

 

 

それを踏まえてでも、たとえ行列だとしても、「あー、クレープ食べたいなー。」と思わせてくれる特別な食べ物、魅惑のクレープ。

 

 

 

私の場合食べたくなるシチュエーションも相まっていた。友達と出かけていたアウトレットモールでその日は天気もよくて、半袖でもいいくらいの暖かさ、というか暑さ。

 

 

そこそこに歩いて、少し小腹が空いたタイミングで可愛らしいワゴンのクレープ屋さんを発見!

並んではいたけど、気持ちが完全にクレープに持っていかれていたので最後尾に。

 

メニューを遠目にどれにしようかーなんて話してると『いちご売り切れです。』の表示が。「あー、いちご売り切れとるねー。」と話してる矢先に「ミックスフルーツ売り切れでーす。」とワゴンの中から声が聞こえてきた。

 

 

メニューが続々と絞られてきているってことは結構お客さんも来てて、材料も無くなってきてる模様。私が食べたかったチョコバナナはまだあるみたいなので やった!と思っていたら私の順番。

 

 

ワゴンの中のお兄さんは一人でスペースはかなり狭そう。

注文すると目の前で生地を焼いて、手早くバナナをカットして生クリームとバナナを盛り付け。

 

「忙しそうですね。」と声かけると、作業の手は止めずに「そうですね、トイレも行けてないです。」と笑いながらお兄さん。

 

仕上げのくるくると巻いていくところも手際いいなぁと見てたら

「ちょっと…、巻くのもスピードが落ちてきてますね。すみません。」と笑いながらも少しばかり悔しそうなお兄さん。

 

私から見ればお兄さんの手でスピーディーで綺麗に巻かれていっているクレープ。そりゃあ何本、何十本、クレープを一日ずっと巻いてれば手も痛くなるしスピードも落ちるよなぁと思わずにはいられなかったけど、スピードを気にするお兄さんに、「すみません。」のあとに「クッ…!!」と聞こえてきそうなお兄さんに、アスリート魂というかクレープ職人魂を感じて何だかグッときた。

ふらっと立ち寄ったクレープ屋さんでまさかこんなスポーツを観戦してるような、スポ根漫画を読んでいるような気持ちになるとは思わなかった!やっぱりクレープ屋さんは職人さんだ!!と何だか興奮してしまった(笑)

 

 

「お待たせしたました!」と笑顔のお兄さんからクレープを受け取って「頑張ってください!」とエールを送った。

 

 

後ろを振り返るとさっきより列が伸びていた。

 

 

 

 

 

お兄さん、頑張れ!!

 

心の中でこっそりまたエールを送っておいた。